リハビリテーションとは、機能低下やその状態を改善し、社会的生活を獲得するために行うすべての活動を指します。つまり、「人間らしく生きる権利の回復・獲得」「自分らしく生きること」を目的としています。
当院では「こんなことがしたい」「こんなことを、また出来るようになりたい」という患者様の希望を重視し、できる限り、その状態に近づけるために、さまざまな療法を取り入れ、機能改善に努めています。
また、近隣地域にて各種健康講座や予防講座を開催し、地域に密着したリハビリテーションに力を入れています。
理学療法
身体の機能不全に対し、動作能力の回復を図るため、運動療法、動作訓練や温熱・電気療法を行います。
作業療法
作品作りなどの軽作業、家事といった日常生活活動と同様の動作を行うことで、心身の機能や在宅生活力の維持・回復を図ります。
認知症の方に対し、進行予防のための各種訓練や家族相談も行っています。
言語療法
各種障害によりうまくことばを発することが出来ない方や、うまく聴くことが出来ない方を対象に、言語訓練を行います。
嚥下訓練
各種障害により「食べる」という人間本来の動作が失われた方に対し、食べ物を飲み込むという機能を回復させるための訓練を行います。
また、歯科衛生士と連携して口腔内清拭を行うことで肺炎防止も図っています。
園芸療法
心や体のケアとして園芸活動を通し、社会的生活の獲得、身体機能改善を目的として行っています。
院長 野尻 眞は日本園芸療法学会副理事長、NPO法人岐阜県園芸福祉協会理事長を務め、1997年より導入し、全国的にも活動を広めています。
音楽療法
音楽を聞く、歌を歌う、演奏する事で心身の健康の回復、向上を図るために行います。
白川病院の専務理事と
音楽療法士を兼任する
野尻 泉